ゲーミングおかあさん

ゲームと歌とわたし

君を満たすsnow jam

Rin音さんのsnow jamがとても好きだ。寒さで鼻がつんとする、まだ誰も起きていないしんとした冬の朝に、コトンと音をたてて1日をはじめるような、しずかなはじまりかたがとてもいい。お湯を沸かしたり、ストーブに火をつけたり、お弁当のために卵焼きを作ったり、朝のしたくがすすむごとに音や空気が動いて、じんわりあたたかくなっていく、冬の朝のような曲だ。

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ひとにはいろんな癖がある。口癖や文章の癖、行動の癖、考え方の癖。他人の癖はよくも悪くも見つけやすいけれど、自分のそれはなかなか気づかない。知らずしらずのうちに、「えっ」と思うようなことを言ったり、したりしていることがあるし、誰かに指摘されてもぴんとこないことなんてざらだ。だからこそ、自分は自分の癖に鈍感だと自覚しておきたいし、なるべく多くを把握しておきたいと思っている。

わたしは考えごとをするときに左手で左の耳たぶをさわる癖があるらしい。自分ではぜんぜん気づいていなかったけれど、こないだ、Amazonで買いたいものがあったはずなんだけどなんだっけなぁと考えていたら、夫に「何か考えごと?」って聞かれてほんとうにびっくりした。いつも何か考えごとをしているときはさわっているよと言われて、また1つ自分の癖を知ることができた。人生ってこうゆうことがあるからちょっとおもしろいよね。

1つ1つの癖がそのひとらしさを作っているのだとしたら、ひとを傷つけたり、不快にさせたりする癖はなるべく少なく、ひとを楽しくしたり、明るい気持ちにしたりする癖はなるべく多いほうがいい。でもわたしは、ひとを基準にするよりも、自分が知ったときにちょっと照れたり、おもしろかったり、うれしくなったりする癖がたくさんだといいなぁと思う。誰かの気持ちばかり考えてしまうと、自分をおしころす癖がついてしまうから。

そのかわりというわけではないけれど、つけられるいい癖はどんどんつけていきたい。ありがとうって言うとか、靴をそろえるとか、花をかざるとか、自分をほめるとか、新しい髪型すてきだねって言葉にするとか。そうやって、自分の知らない自分と、なりたい自分とをいい塩梅でまぜあわせて、いろんなおいしい味がするわたしになれたらいいなぁ。

だめだ、キムチ鍋を煮込んでいるおいしそうなにおいが漂う部屋でこの日記を書いていたら、最後はお鍋のことしか考えられなくなってしまった。おなかぺこぺこだ。そろそろごはんだよってみんなを呼ぼう。