ゲーミングおかあさん

ゲームと歌とわたし

Believe my way my way my way

Def TechがMy Wayという曲を歌っていたころ、わたしたちはまだ鎌倉の小さなアパートで暮らしていて、休みの日には自転車で海まで出て、小町通りをぷらぷら歩いたり、お気に入りのカフェでワッフルを食べたりしていた。お金はそんなになかったけれど、在るものに手を加えたり、ないものは作ったりしながら、生まれたばかりの長男と夫と3人で、今よりすこしだけ自由なかんじで暮らしていた。わたしたちはとても若かったし、行こうと思えばどこにでも行ける、選ぼうと思えばなんだって選べるという気楽さがあった。ひさしぶりにMy Wayを聴いて、古くて陽あたりがいいアパートの部屋や感じの悪い大家さんのはげ頭、よく遊びにきていた野良猫のゴロちゃんを思い出した。懐かしいな。

youtu.be

生きていくということは選択のくりかえしだ。今日の夜ごはん何食べようかなみたいなささやかなものから、仕事をやめて知らない街に引っ越すみたいな大きな変化をともなうものまで、いろんな種類の、いろんな規模の選択をくりかえして生きてる。ときには選ぶのが嫌になることもあるけれど、それでもなんとか何かを選んだり、選ばないことを選んだりしながら前にすすんでゆく。

このブログは、その日の気分にあわせた大好きな音楽と、いま思っていることを、ただただ書きなぐっているだけの日記だ。残念ながら読んでくれる人のためになるようなことはひとつも書いていない。そんな駄文を弄した日記でも、読んでくれるひとがひとりでもいるなら、このままひっそりと続けてみる選択もありかな、と考えている。いまのところ、そんな感じ。