ゲーミングおかあさん

ゲームと歌とわたし

顔も知らない誰かにとって僕はもう

一度聴くと耳から離れないフレーズってあるよね。ヴィランっていう曲のサビはかなり中毒性があって、長男が歌っているのを聴いてから、ことあるごとにミスタークレイジーヴィランヴィランって口ずさんでしまう。

youtu.be

APEXをしているとイライラしたり好戦的になったりするひとが多いようだけど、わたしはあんまりそうゆうのがない。敵にも、知らない味方にも。でも、ただ1つだけ、それをされるともう今すぐにでもこのマッチを抜けたいという気持ちになってしまうような、だいっっっっっっっっきらいなことがある。それは味方に殴られることだ。これだけはどうしても心が受け付けない。

見ず知らずの味方から殴られたらシンプルに混乱する。なぜ殴られた?なにか悪いことをした?それともおふざけ?操作ミス?思い当たる答えはたくさんあっても、正解がわからないから。わからないまま、物資を漁ったり、移動したり、敵と戦わなければならない。そんなのちっとも楽しくないしストレスしかない。相手が自分に対して攻撃的な態度をとっている、ということしかわからないなかで、気持ちを切り替えて楽しめるひとっているの?わたしは無理だ。

いや、そんな深い意味なんてないでしょ、味方にはダメージだって入らないんだし、と思えるひともいると思う。それはそれでいい。でもきっと、わたしみたいにそう思えないひともいる。ピンを差していろんなことを知らせることができるし、これがほしいって要求することもできる。もし本当に何か気に入らないことをされたのであれば通報すればいい、ブロックすればいい。確実に真意が伝わらないのに暴力的な表現で何かを伝えようとするのって、ただの怠慢だと思ってる。

そもそも野良の味方と意思疎通がなかなかうまくいかないのなんて当たり前じゃん。知らない人なんだから。それなのに「こうしてほしい」って期待をするから、「こうするべき」って考えを押し付けるから、それらに沿わない行動をする野良に出会うとイライラするんだろうし、殴ってでも不快感を伝えたくなるんでしょ。わたしは殴って何かを伝える文化に身を置きたくないし、そうゆうひとは大嫌いだ。

まあでも、立場を変えれば、知らない誰かにとって悪なのはわたしなんだろうね。ヴィラン