ゲーミングおかあさん

ゲームと歌とわたし

君と笑う いつも笑う

いつからこの世界はこんなに息苦しくなったんだろう。いろんなひとがあちこちの方に向かって怒ってる。粗をさがして、正々堂々と叩けるものを見つけたら、手を振り上げて、唾を飛ばして、大声で怒り出す。その声を聞きつけて、わらわらわらわらと仲間が集まってきて、よくわからないまま怒るひと、別のストレスをはらすために怒るひと、自分の正しさを確認するために怒るひと、いろんなひとがいろんなスタイルで怒ってる。毎日毎日そんなのばっかり。

わたしだって怒る。きもちわるいセクハラ野郎や、注意もせずそのままにしておく仲間づらしたひとたちをみると、虫酸が走る。理不尽なことをされれば道理を説いてこてんぱんにしたくなる。でも、それはわたしの怒りだ。わたしの怒りに誰かを巻き込むつもりはないし、もし便乗してくるひとがいたら、それはあなたの怒り、これはわたしの怒り、勘違いしないでほしいと突っぱねるだろう。

不満や不安、嫉妬まみれの怒りで人と繋がるのではなくて、一緒にいることでこころが温かくなるような人と繋がっていたい。怒りは自分を突き動かす原動力にはなっても、人と人を繋ぐ絆でありつづけることはないと思うから。怒りよりも、怒りの先にあるものが大事だ。それが見えない怒りは、ただの感情だ。

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