さよならは言わないでジェニファー
あいみょんが好きだ。君はロックなんか聞かないを聴いて、音と声とわたしのあいだに余計なものがなにもないような、まっすぐな音楽だなと思った。堂々としていて、それでいて少し照れくさそうなかわいい人。
勇気ちひろちゃんが活動を休止してしまった。危うさはずいぶん前から感じていたけど、ついに限界がきてしまったようだ…。なぜ人は自分が誰かに期待されることにはとても敏感なのに、人には、特に好きな人には全体重をかけてのしかかってしまうんだろう。わたしだってそうだ。ものすごく気をつけていないと、小さな期待を積み重ねて相手を動けなくさせてしまう。
こちらの気持ちも考えてほしい、意見を聞いてほしい、大多数のほうを大事にしてほしい、休んでほしい、やめないでほしい、配信してほしい、笑ってほしい、ほしいほしいほしいほしいほしいほしいほしい。ほしいばっかり。それを何十万もいる視聴者からぶつけられるちーちゃんが壊れるのはあたりまえだ。
いやこれは応援の気持ちだから、いやこれはちーちゃんのことを思ってのことだから、いやこれはアンチコメじゃないから…アンチの人たちは正直しかたない。嫌いという思いを原動力にするしかない人たちだから、ほってほくしかない。でも、アンチじゃないと思ってる人たちのアンチコメじゃないと思ってるコメントの重さが、実は1番重い。
愛を全部、本人に伝えるのが正義だと思う人たちの愛の重さは、容易に心をぺしゃんこにする。受け取る側のこころやからだが、それを受け止められる状態かみきわめなければ。愛の伝え方は本人が見えるところで本人に直接伝えることだけがすべてではない。こうしたほうがいい、こうゆうところが心配だ、というようなアドバイスや意見は、運営に伝えるのもひとつの手だ。
ちーちゃんにわたしが言えるのは、待ってるよってことくらいだ。ちーちゃんのまわりに優しいあったかい愛があふれますように。
