ゲーミングおかあさん

ゲームと歌とわたし

なんだ、はじめから隣りにいたのか

仕事中に夫から「オレンジのメジャーどこにあるかわかる?」ってLINEがきて、多分あそこにあると思うんだけどと思いつつ、自信がなくて「帰ってからでもいい?」と答えたら「いいよ、仕事中にごめんね」って返ってきた。夫からの連絡はいつもこんな感じで、ちょっとした業務連絡がほとんどなんだけど、聞き方も会話の終わり方も優しいし心地いい。絵文字があるわけでもないし、簡単な言葉のやりとりなのに、とても不思議だ。

いっぽうで、長男とのやりとりは少しひっかかることが多い。言葉づかいが悪いわけでもないし、簡単なやりとりなのは夫といっしょなのになんでだろうって考えてみると、たぶん自分の言いたいことしか言わないからだなと思った。長男なら帰ってからでもいいかというわたしの返事に対して「うん」しか返さない。おそらくわたしはその返事をみて少しもやっとする。オレンジのメジャーを見つけたいのはそちらの事情で、そちらの事情にあわせて返事をしたわたしへの配慮はないんかい?とこころのどこかで不満に思ってしまうから。

自分のしたいことやしなくちゃいけないことの手を止めて答えてくれたことへの感謝の気持ちを持てること、そしてそれを言葉にして伝えられる夫はとても素敵だと思う。たとえ簡単な言葉でも、それはちゃんと伝わる。忙しかったり、急いでいたりすると雑になりがちなところだけど、わたしも夫を見習ってちゃんと伝えたいなと思った。大切なことを教えてくれるお手本は、すぐそばにいた。

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ありがたいことだ。