ゲーミングおかあさん

ゲームと歌とわたし

曇った窓の向こう側

治療院での仕事のあいまに目をあげると、細い窓から表の通りの様子がみえる。「きょうは人が多いなぁ」「曇ってきたな、雨が降るかもしれない」などと思いながらひと息ついて、また手元の作業に戻る。きょうの空は思ったよりもどんよりしていた。

岐路に立っているという感覚が、去年の秋頃からずっとある。長い間かけて築いてきたものを思い切って手放すのは勇気がいるし、真っ新な道を選ぶのにもまた勇気がいる。でも実は、岐路に立ったときすでに自分がどちらを選ぶことになるか、だいたいわかってるんだよね。今もだいたい予想はついてる。それを受け入れるためのこころの準備がまだできていない感じ。でも多分そろそろ、な気がする。

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どうして思い出っていつも鮮やかなんだろう。それさえなければいくらでも潔くなれるのに。